6戦無得点だったチェフの呪いも解いた！

　バルセロナは23日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ（CL）の決勝トーナメント１回戦の敵地アーセナル戦で2-0の勝利を収めた。試合を決めたのは、エースのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ。PKを含む2得点で、アーセナルキラーぶりを発揮した。

　バルセロナはゲームを通してボール支配率65%、シュート数ではアーセナルの7に対して16、パス成功数がアーセナルの263を大きく上回る632本を記録。ゲームの主導権を握り続けた。後半26分に生まれた先制点は、バルサが誇る強力3トップ「MSN」のコンビネーションが冴え渡った。

　イニエスタのクリアボールを拾ったFWネイマールを起点にカウンター発動。ネイマールから左サイドへ流れたFWルイス・スアレスに縦パスを通すとそのまま猛ダッシュで前進。スアレスはダイレクトでDFローラン・コシエルニーの股を抜いてリターンパス、再びボールを受けたネイマールはドリブルでエリア内に侵入したところで、中央へクロスボール。メッシはワントラップからの冷静なシュートでGKペトル・チェフとの1対1を制した。