“天敵”ケーヒルが日本と縁の深い杭州緑城に加入 5カ月の短期契約後は豪州に帰還か

2人の元日本代表監督が率い、現在は…

 ケーヒルが5カ月という短期契約を結んだ理由には、故郷のオーストラリアAリーグ移籍を見越した部分もあるようだ。Aリーグはヨーロッパと同じ秋春制で、10月に開幕を迎える。一方でオーストラリア代表は3月にW杯アジア2次予選、タジキスタン戦とヨルダン戦を控えているため、試合勘を鈍らせたくない思いが強いのだろう。

 杭州緑城は12、13年に岡田武史氏、15年にはフィリップ・トルシエ氏とふたりの元日本代表監督が指揮を執り、今年は元韓国代表監督でJリーグでのプレー経験もあるホン・ミョンボ氏が監督を務める。日本に縁のある指導者が招かれるクラブで、“日本代表キラー”は短期間のうちに結果を残せるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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