マンUの泣きどころは“愛”で補え! 21歳の新鋭サイドバックがデビュー

ダルミアン負傷で『ドナルド・ラブ』にチャンス到来

 今シーズン、サイドバックに受難続きのマンチェスター・ユナイテッドだが、13日のサンダーランド戦でまたしても負傷者が発生した。その一方で、バレンタインデー前日に“愛”の名を持つ『ドナルド・ラブ』という選手がデビューしたことが大きな話題となった。英国営放送「BBC」が伝えている。

 今季のユナイテッドは、サイドバックが負傷離脱を繰り返す状況で、厳しい台所事情が続く。イングランド代表経験のあるルーク・ショーとアシュリー・ヤング、フィル・ジョーンズに加え、アルゼンチン代表DFマルコス・ロホ、エクアドル代表DFアントニオ・バレンシア、ウルグアイの若手DFギジェルモ・バレラらトップチームの主力がすべて欠場を強いられている。

 その影響もあって、サンダーランド戦で左サイドバックに入っていたのは今季デビューを果たしたばかりの19歳、DFキャメロン・ボースウィック=ジャクソンだった。ファン・ハール監督も「我々にはこれ以上サイドバックはいない。13歳の少年を起用しなければならない」と、この異常事態を嘆いているほどだ。

 その状況で迎えたサンダーランド戦、右サイドバックで先発したイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンが、前半37分に相手選手と交錯した際に肩を強打してそのまま交代。診断の結果、左肩の脱臼と判明した。試合後にはルイス・ファン・ハール監督も「数週間の離脱になるだろう」と明かしている。

 

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