ドイツで長く活躍する秘訣は…

　ブンデスリーガで長く活躍する秘訣として、チームのために自分を犠牲にできる資質や、チームに溶け込もうと積極的な姿勢を見せることと主張してきた男は、200試合出場の快挙達成についても「数字というのは、ちょっと分かりづらい部分がある。あまり気にしたことがない」と、謙虚な姿勢を貫いていた。

「そんなに、特にはないです。普通にやっていたら、いつの間にかそういう数字になっていたというか。ブンデスリーガでプレーする選手も増えてきているので、そういうのが当たり前になってくるという感覚はあります」

　奥寺氏の記録にも、あと34と迫った。そのことについても「プレーしている時代が違うので、簡単に比較もできないと思う。自分はたとえその数字を抜いたとしても、奥寺さんのファーストインパクトには敵わないと思う」と、あくまで冷静だった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images