スペインリーグ再開はいつ? 「最も現実的なオプション」を含む3つの選択肢を現地紙提示
5月中、EURO中止期間、従来は来季開幕時の9月と3つの選択肢を「マルカ」紙が想定
新型コロナウイルスの感染拡大によって、欧州サッカー各国リーグは先の見えない中断に入っている。感染者数・死者数の急増が止まらない国の一つであるスペインのリーガ・エスパニョーラもいつ再開するかの憶測が日々出ているが、スペイン全国紙「マルカ」では3つの選択肢の中で「9月再開」というケースまで想定する必要があると報じている。
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感染者数は6万人、死者数が5000人近くを数えるスペインは、今月中旬からリーグ戦を中断。今回のコロナ禍が落ち着くまでリーグ戦の無期限延期を決定している。消化できていない残り1カ月半のシーズンについてどのように消化するか。同紙は3つの案を提示している。
一つ目は「最も楽観的なアイデア」とする5月中旬のリーグ戦再開だ。6月30日もしくは7月15日まででシーズン閉幕をイメージ。ただし各クラブは中2日の試合が続き、無観客試合で行われる可能性が高まる。
二つ目は夏場にシーズンを集中させることだ。欧州選手権(EURO)2020が1年の延期となったことで6~7月のスケジュールが空き、実現可能なオプションとして見られている。ただしこのカレンダーで進めた場合、リーガが翌シーズンの開幕である8、9月まで続くことが想定される。
そして最も強烈な選択肢となるのは、本来は2020-21シーズンが開幕しているはずの9月に再開することだ。ただし現状のオーバーシュート(感染爆発)を踏まえると社会的には「最も現実的なオプション」とも記されている。もしこの案が採用となれば、新シーズンに向けても大きな影響を与えることになる。
果たして、リーグ側はどのような判断を下すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)