マンCに衝撃! デ・ブライネが右ひざ靱帯損傷の疑い 今季絶望でEURO欠場の可能性も

今季プレミア5得点9アシストの俊英MF リーグ杯準決勝の終了間際に負傷

 マンチェスター・シティのベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが、27日のリーグカップ準決勝エバートンとの第2戦で、後半44分に接触プレーで右ひざを負傷。6月の欧州選手権(EURO)欠場を含む長期離脱を強いられる可能性が高まっている。

 シティが2戦合計4-3での逆転勝利を決めた試合で、悲劇が起きた。試合終了間際、エバートンDFフネス・モリのタックルを受けたベルギー代表の司令塔は、右ひざをひねる格好となってピッチに昏倒した。担架が運び込まれ、デ・ブライネはピッチ上で右足をギブスで固定され、緊急搬送された。シティは交代枠を使い切っていたため、アディショナルタイムを10人で戦う羽目になった。

 昨夏にヴォルフスブルクから、シティ史上最高額となる5500万ポンド(当時のレートで約101億円)の移籍金で獲得したエースは今季リーグ戦5得点9アシスト。第23節終了時点で首位レスターと勝ち点3差の2位と好調なシティだけに、王座奪回を目指すチームにとって離脱は大きな痛手だ。

 試合後、マヌエル・ペジェグリーニ監督は衛星放送「スカイ・スポーツ」に登場。「デ・ブライネの故障についてはなんとも言えない。靭帯損傷の可能性もあるが、明日になればより状況が分かる。彼は今季とても重要な存在であり続けたのに……」と表情を雲らせている。靭帯損傷などの重傷なら今季絶望はおろか、6月にフランスで開幕するEUROも絶望となる。大会の主役候補の1人だけに、無事を祈りたい。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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