容疑者ベンゼマはピッチ上で優等生! 叩き出した今季欧州最高の数値とは

スペイン紙特集 ロナウドの約2倍の決定力で68分間で1ゴール

 レアル・マドリードFWカリム・ベンゼマはフランス代表の同僚MFの恐喝容疑で逮捕、起訴されて物議を醸しているが、ピッチ上では欧州で最も危険なストライカーとなっている。スペイン地元紙「AS」が特集している。

 記事によるとベンゼマは、今季68分間で1点というキャリア最高の決定率を残している。これは今季スペイン、イングランド、ドイツ、イタリア、フランスという欧州の主要5リーグで最高の数値だという。

 レアルのエース、FWクリスティアーノ・ロナウドの112分間に1点の2倍近いペースで、今夏レアル・マドリードへの移籍も噂されるバイエルン・ミュンヘンのロベルト・レバンドフスキの82分間で1点という数字も上回っている。また、レアルの宿命のライバルであるバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスとブラジル代表FWネイマールはともに95分間で1点。ベンゼマの決定力の高さが浮き彫りになっている。

 キャリア最高のゴールラッシュを決めるベンゼマは今、キャリアの危機に直面している。フランス代表マテュー・ヴァルブエナへの恐喝事件で起訴されており、有罪となれば禁錮5年の実刑判決を受ける可能性もある。フランス代表から追放処分を受けているベンゼマだが、1月24日のレアル・ベティス戦でも同点ゴールを決め、リーグ17ゴールと好調を持続している。

 

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