レアル18歳FWロドリゴ、出番減少でスペイン紙「不満の冬」 18戦7得点の好成績も…
クラシコでヴィニシウスが活躍を遂げる一方で…ロドリゴは5戦ベンチ外
レアル・マドリードは先週末に行われた宿敵バルセロナとのエル・クラシコを制し、リーガ・エスパニョーラ首位の座を奪回した。この試合でヒーローとなったのは先制ゴールを挙げたブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールだが、もう1人のブラジルの新星FWロドリゴにとっては前半戦から打って変わっての“不遇”になっているとスペイン紙「AS」が伝えている。
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昨夏のオフ、レアルにとっての目玉補強はベルギー代表MFエデン・アザールだった。その一方で日本代表MF久保建英(現マジョルカ)とともに、サントスから加わったロドリゴは長期的な戦略での獲得と見られていた。
しかし4000万ユーロ(約48億円)もの移籍金で獲得した18歳はリーガでのデビュー戦となった第5節オサスナ戦でいきなりゴールをマーク。その後も11月のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ガラタサライ戦でハットトリックを達成するなど、一躍クラブの救世主扱いとなった。
そのロドリゴだが、2月に入ってから立場が明らかに変わっている。3-4で敗れたスペイン国王杯レアル・ソシエダ戦では途中出場でゴールを挙げたものの、リーグ戦はここ5試合連続でベンチメンバー入りならず。2月23日にはBチームにあたるカスティージャの公式戦に出場して得点したが、3部リーグに当たるセグンダBでのプレーとなった。
この状況について同紙は「ロドリゴにとって不満の冬になっている」と表現。数字としては公式戦29試合4得点のヴィニシウスに対し、18試合7得点という結果をロドリゴが残していることにも触れている。
それでも同紙は現地時間8日に行われる第27節ベティス戦で、ジネディーヌ・ジダン監督がロドリゴを招集する可能性があるとも見ている。現在負傷離脱しているのはアザールとスペイン代表MFマルコ・アセンシオくらいということもあり、ロドリゴにとってベティス戦は貴重なアピールのチャンスとなるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)