バルサ、クラシコ敗戦後にアシスタントコーチが“横暴” 指揮官「皆に謝罪した」「許されない」
レアルに敗れた後、アシスタントコーチが汚い言葉でグリーズマンを批判
バルセロナは現地時間1日、リーガ・エスパニョーラ第26節レアル・マドリード戦で0-2と敗れた。この試合中、スペインメディアのカメラが捉えた、選手に対するアシスタントコーチの横暴な振る舞いが波紋を呼び、キケ・セティエン監督は選手らに謝罪したことをスペイン地元紙「エル・ペリオディコ・デ・アラゴン」で明かした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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伝統の“エル・クラシコ”で敵地サンティアゴ・ベルナベウに乗り込んだバルセロナだが、後半26分にレアルFWヴィニシウス・ジュニオールに右サイドを突破され、力強いドリブルから先制点を叩き込まれた。さらに同アディショナルタイムには、途中出場の相手FWマリアーノ・ディアスに決定的な2点目を許した。
問題となったのは、セティエン監督のナンバー2であるエデル・サラエボ氏の言動。スペインテレビ「Vamos」のカメラが捉えた映像から唇の動きを読んだところ、タッチラインでチャンスを逃したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンを批判し、選手らに対して汚い言葉を使っていたことが発覚したそうだ。
セティエン監督は「エル・ペリオディコ・デ・アラゴン」で、「我々は皆に謝罪した。あのような言動は許されない」とコメント。さらに、「我々は過ちを犯した。二度とこのようなことが起きないようにしなければならない。今回のことは私に大きな影響を与えている。なぜなら、クラブのイメージを懸念するからだ。我々はイメージを大事にしなければならない。交代や戦略などについて批判されるのは構わないが、言動の批判は許されない」と続けた。
また、エデル氏については「素晴らしい気質を持っていて、彼は様々な状況で我々を大いに助けてくれる」としつつも、「自分のコントロールの仕方を学ばなければならない。以前にも同じようなことがあったので、彼は改善しようと努力している。そのようなことが起きるのは稀になってきたが、我々は見たくはないものだ」と述べ、「これがニュースになり、これほど大きな騒動になったことを恥ずかしく思う」と話した。
クラシコに敗れたバルサ。まずは精神的に立て直し、リスタートを図りたいところだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)