バルサ、宿敵レアルに敗戦で首位転落 試合後のバス内は「まるで本物の葬式」
レアルに0-2敗戦、ロッカー室の雰囲気は「疲れ切り、観念し、落胆」
バルセロナは現地時間1日に行われたリーガ・エスパニョーラ第26節で宿敵レアル・マドリードとの「エル・クラシコ」に0-2で敗れ、首位から転落。痛恨の敗戦に選手は落胆しており、敵地からバルセロナへ戻るバスの中はまるで葬式のような暗い雰囲気になっていたという。スペイン紙「AS」が報じている。
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首位の立場でこの伝統の一戦を迎えたバルセロナだが、レアルを相手に得点を奪うことができず。後半に2失点し、0-2と完封負けを喫した。昨年12月に本拠地カンプ・ノウで行われたクラシコは0-0の引き分けで、今季レアルとの直接対決は1分1敗の負け越しとなった。
記事では、試合後のバルサのロッカールームの雰囲気は「疲れ切り、観念し、落胆していた」と表現されており、選手たちはこの敗戦に大きなショックを受けていたと報じられている。
さらにその落胆ぶりはバルセロナに帰るバスの中も同様で「まるで本物の葬式のようだった」という。ウルグアイ代表FWルイス・スアレスやフランス代表FWウスマン・デンベレなどの負傷者続出、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシとクラブ幹部との衝突などネガティブなニュースが続けざまに起きていたなかで、追い打ちをかけるような痛恨の黒星となったようだ。
まだ勝ち点1差とはいえ、レアルに首位の座を明け渡したバルセロナ。記事では「トップの座を失い、追いかける必要がある。彼らはバッテリーがすくなっていることにも気づき始めている」と挽回するためのエネルギーが不足しているのではという疑問も指摘されている。
決勝トーナメントが始まったUEFAチャンピオンズリーグも並行して行われる状況で、バルセロナは2連覇中のリーガタイトルを守り抜くことはできるのだろうか。