ヤヌザイ投入も裏目の完封負け サポーター激怒にファン・ハール「彼らはブーイングする権利がある」

 

CL出場圏外の5位 暫定首位レスターと勝ち点10差に

 マンチェスター・ユナイテッドは23日に行われたサウサンプトン戦で0-1と敗戦を喫した。試合後には本拠地オールド・トラッフォードのサポーターから、地鳴りのような大ブーイングが鳴り響いた。ユナイテッドのルイス・ファン・ハール監督は試合後、「ブーイングは正しい」と敗戦を認め、肩を落とした。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 互いに得点が遠く、0-0のまま終盤まで試合が進んだ。ユナイテッドは後半40分にDFボースウィック・ジャクソンに代えて、ドルトムントからレンタルバックしたMFヤヌザイを投入するなど勝負に出たファン・ハール監督だったが、これが結果的に裏目に出た。左サイドでヤヌザイがファウルを犯して相手にFKを与えると、同42分にサウサンプトンMFウォード=プラウズのFKをQPRから加入したばかりのFWオースティンに頭で決められ、痛恨の失点を喫した。

 ファンからの大ブーイングを受けたことについて、オランダ人指揮官は顔面を紅潮させながらこう振り返っている。

「彼らが正しくないと言うことはできない。彼らは正しい。当然ながら、彼らは失望していて、私にブーイングをする権利がある。だが、我々は団結する必要がある。我々にはあまりに多くの負傷者がいる」

 

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