隠し子とされるジュニア氏、メッシとの比較不可能？　「父は神とされているからね」

　サッカー界における永遠の問題児でアルゼンチンのレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏の隠し子、マラドーナ・ジュニア氏が、スペインメディア「カデナ・セル」のインタビューに応じ、自身の父とリオネル・メッシの比較について語っている。

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　マラドーナ・ジュニア氏は、父がイタリアのナポリでプレーしていた時期に愛人との間にもうけた隠し子とされ、ディエゴ氏は認知していないものの裁判所からマラドーナ姓を名乗ることが認められている。

　ジュニア氏は、バルセロナのエースであり現在アルゼンチンのスターであるメッシについて、ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドとの比較を「メッシは怪物であり、ロナウドはとても素晴らしいサッカー選手だが、メッシのほうがはるかに優れている」とコメントした。

　一方で、父ディエゴ氏との比較について、「メッシとマラドーナを比較することはできない。なぜなら、地球人と地球外生命体を比較することはできないからだ。ナポリにおいて、父は神とされているからね」とコメントしている。

　ただし、アルゼンチン国民によるメッシへの批判は「過剰なものだ」と指摘。そのうえで「父との違いはワールドカップで優勝したかどうかだろうが、父は他の選手たちの助けを得てその結果を出した。だが、近年のメッシはその助けを得ていない」と語り、周囲の選手たちの違いを考慮すべきだと話している。

　メッシが現役を離れる日まで、あるいはその引退後も論争が止みそうにないディエゴ氏との比較。MF乾貴士が所属するエイバルとの直近試合で4ゴールと爆発したメッシだが、ジュニア氏の意見は「比べようがない」という一点に集約されていた。

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