「圧倒的な大失態」 リバプール戦の“痛恨キャッチミス”に英唖然「なんてショッキング」

ウェストハムGKファビアンスキが痛恨キャッチミス【写真:Getty Images】
ウェストハムGKファビアンスキが痛恨キャッチミス【写真:Getty Images】

リバプールはウェストハムに3-2と逆転勝利 GKファビアンスキがキャッチミスで被弾

 リバプールは現地時間24日、プレミアリーグ第27節でウェストハムと対戦し、3-2と逆転勝利した。後半に1-2とリードを許し、一時は敗戦の危機に瀕していたが、ウェストハムGKウカシュ・ファビアンスキの痛恨ミスに救われた。英メディアは「圧倒的な大失態をプレゼント」と取り上げている。

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 18日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ラウンド16のアトレティコ・マドリードとの第1戦を0-1で落としたリバプールは、降格圏の18位に沈んでいるウェストハムを本拠地アンフィールドに迎えた。そして前半9分、オランダ代表MFジョルジニオ・ワイナルドゥムが右サイドからのクロスを頭で叩き込み、幸先良く先制する。

 しかし、前半12分にCKから同点弾を許すと、後半9分にはウェストハムに華麗なパスワークから勝ち越しゴールを奪われ、スコアをひっくり返されてしまう。その後、リバプールは怒涛の攻撃を仕掛けるがネットを揺らせず、焦りの色が見え始める。

 だが、同点ゴールは思わぬ形で生まれることになった。1-2で迎えた後半23分、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが左サイドから送ったクロスに、エジプト代表FWモハメド・サラーが合わせるもコースを突けず、正面に飛んだボールをファビアンスキは余裕を持ってキャッチを試みる。

 ところがグラウンダーのシュートに対し、ファビアンスキがまさかのキャッチミスを犯し、股下を通ったボールがゴールの中へ。ファビアンスキはその場で頭を抱えてピッチに崩れ落ちた。勢いに乗ったリバプールは、同36分にセネガル代表FWサディオ・マネが決勝点を奪い、逆転で勝ち点3をつかみ取った。

 ファビアンスキの痛恨ミスに英メディアも注目。英メディア「GIVE ME SPORT」は「ファビアンスキが圧倒的な大失態をプレゼント」と見出しを打ち、「残り20分に差しかかった段階で、ウェストハムは驚きの金星をつかむように見えた」としたうえで、「エジプト人のシュートは簡単に処理できるはずのものだったが、GKの股をすり抜け、ネットに流れ込んだ」と説明している。さらに「なんてショッキングなんだ」と、信じられないミスに唖然とた様子を記していた。

 リバプールはこの日の勝利により、2017-18シーズンにマンチェスター・シティが記録したリーグ18連勝に並び、プレミア最多連勝記録タイとなった。またリーグ無敗記録も「44」に伸ばすなど、圧倒的な勝負強さを発揮して、悲願のプレミアリーグ制覇に向け首位を独走している。

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