42年ぶりのホーム開幕戦黒星の屈辱 それでも強気な姿勢を垣間見せるファンハール監督「我々は5月にはチャンピオンになっているはずだ」

「これもサッカーだ」

 
 

――理想としてどの程度の補強が必要だと思うか。
「その問題についてはここで論じるつもりはない。昨日の会見で話したことと同じだ。君は昨日の会見にいたね。顔を覚えているよ。だから昨日の答えのままだといえば、君には充分だろう」
――前半と後半でフォーメーションを変えたが、次の試合はどっちで行くのか。
「どっちのフォーメーションでもできる。しかし今日の前半は悪かった。だから1点を追いかけていた。そこで後半システムを変えた。このシステムは近年のマンチェスター・Uのシステムだ。状況を好転させるために、打てる手は打つ。それだけだ。後半、彼らの反応は素晴らしかった。しかし足を使うだけではなく、頭を使って、チームとしてプレーしなければならない。それが今日できなかった」
――今日のスウォンジーについては?
「スウォンジーにはそれほど重圧はなかった。守ってカウンターという戦法だった。それは常に“ゲームを作る”より簡単だ。0-0狙いで守りを優先させ、あわよければカウンターでゴール。本来、こういうチームは引き分けで良しとするが、今日は2点取った。これもサッカーだ」
――ハーフタイムに選手に何を言ったのか。
「私は常に将来を見つめる。だから話したのはシステムの変更についてだけだ」
――ファンペルシーは来週には間に合うか?
「オランダがW杯で勝ち進んだため、チーム合流が遅れた。フィットしていない選手は使うわけにいかない。しかし3週間トレーニングをして、試合に出られる状態にはもう一息というところまで近づいている」

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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