さすがはC・ロナウド!!  11歳で未来のスーパースターになることを確信

米メディアに故郷マデイラ島を出た当時のことを告白

 レアル・マドリードのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、11歳の時点でスーパースターになると確信していたと証言している。米メディア「UNSCRIPTD」で語ったもの。

 ロナウドはFIFA年間最優秀選手(バロンドール)に3度選出され、UEFAチャンピオンズリーグを2度制覇するなど、数々のタイトルとゴール記録を打ち立てている。バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシと並ぶサッカー界の大スターだが、1997年に生まれ故郷のマデイラ島からスポルティング・リスボンに引き抜かれた際に、未来の成功を確信したという。

「11歳だった。マデイラにいた時のことを思い出す。スポルティング・リスボンがこう言ってきたんだ。『聞くんだ。上手くなりたければリスボンに来るんだ。なぜなら、我々が注意して見てあげるからね』と。そして、最初の練習を今でも覚えている。何かプレーすると、他の選手や監督も『すごいね、もう一回やって』という感じで見てきたよ」

 初練習で離島からやってきたロナウド少年は、首都リスボンの子どもたちに違いを見せつけたという。

「練習後には色々なトリックプレーを見せてあげたよ。最初から自分には簡単なプレーだったけど、他の子たちにはすごく難しそうに見えた。自分のプレーを見た子どもたちが興奮していたね。すごくいい気持ちで誇らしかった。みんな僕の才能を認めてくれたからね」

 2003年にスポルティングからマンチェスター・ユナイテッドに移籍したロナウドは、少年時代の確信どおりにスーパースターへの階段を駆け上がっていった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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