“魔術師”メッシがマンU名手を瞬殺! 若き日の“高速ダブルタッチ”に喝采「この男は神」
2007-08シーズンのCLでスコールズ相手に見せた“神スキル”に再脚光
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間18日から、グループステージを勝ち上がった16チームによる決勝トーナメントの戦いが幕を開ける。欧州の頂点を目指す激闘の再開を前に、大会公式SNSが過去のスーパープレー動画を公開するなか、バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが、12年前のCLで見せた超絶ダブルタッチによる鮮やかな突破に脚光。ファンから「驚くべきスキル」「この男は神です」など称賛の声が上がっている。
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バルセロナは今季のCLで、“死の組”と言われたグループFを終わってみれば4勝2分の無敗で首位通過。メッシは5試合2得点の活躍を見せ、13年連続の8強入りをかけてラウンド16のナポリ戦に臨む。
現地時間25日の第1戦へファンの期待が高まるなか、CL公式インスタグラムは「メッシvsスコールズ」と題した1本の動画を公開。舞台は2007-08シーズン準決勝第2戦、敵地でのマンチェスター・ユナイテッド戦だ。右サイドのライン際で背番号「19」をつけた当時20歳のメッシが、対峙したユナイテッドの元イングランド代表MFポール・スコールズとの間合いをはかりながら、ゆっくりとボールを前方に転がしていく。次の瞬間、左にボディフェイントを入れてスコールズを揺さぶると、左足→右足と“高速ダブルタッチ”で突破。スコールズも左足を出してなんとか阻もうとするが、メッシのキレ味鋭いボールタッチの前になす術がなかった。
12年前にメッシが見せたスーパープレーの映像が投稿されると、2日で再生回数が900万回を突破。コメント欄には「驚くべきスキル」「魔術師」「この男は神です」「ボールが彼の足に引きつけられている」「残忍」「破壊者メッシ」など、感嘆の声が上がっていた。
もっとも、この試合で“勝負に勝った”のはスコールズのほうだった。同じ試合で、今も語り継がれる豪快なミドルシュートをスコールズが叩き込み、ユナイテッドが2戦合計1-0で決勝に進出。その勢いのままCL王者へと駆け上がった。それだけにメッシにとっては悔しさが残る一戦となったに違いないが、名手を一瞬で置き去りにしたワンシーンの衝撃は、12年という歳月が流れても失われていないようだ。