リバプールがウェストハムに完勝、2位シティに勝ち点19差の圧倒的独走 南野は出番なし
未消化分のウェストハム戦で2-0の勝利 南野はベンチ入りも出場せず
リバプールは現地時間29日、未消化分のプレミアリーグ第18節でウェストハムと対戦し、敵地で2-0と勝利を収めた。日本代表MF南野拓実はベンチ入りするも出場機会はなかったが、チームは2位マンチェスター・シティに勝ち点19差をつける圧倒的な独走態勢に突入している。
リバプールはクラブ・ワールドカップ(W杯)の兼ね合いで12月に行われる予定だったウェストハム戦が延期となっていた。エースの一角であるセネガル代表FWサディオ・マネの負傷離脱に加え、常軌を逸した過密日程をこなしていることもあり、さすがのリバプールも試合開始序盤から疲労の色が見え、いつものインテンシティーは影を潜めていたものの、前半のうちにリードを手にする。
前半35分にベルギー代表FWディボック・オリギがペナルティーエリア内でボールをキープし、シュートモーションに入ろうとしたところを相手DFに足を掛けられて転倒。これがPKと判定され、エジプト代表FWモハメド・サラーが冷静に流し込んで先制点を奪った。後半7分にはカウンターから、サラーのスルーパスを受けたイングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンが相手GKとの1対1を決め切り追加点を決めた。
後半24分にブラジル代表MFファビーニョ、同32分にギニア代表MFナビ・ケイタ、同40分にMFカーティス・ジョーンズが投入されたため、ベンチ入りしていた南野に出番は回ってこなかった。試合巧者ぶりを発揮したリバプールは、24試合消化で無敗(23勝1分)を維持し、2位シティに勝ち点19差をつける圧倒的な独走態勢へと突入している。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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