レアルは移籍禁止処分で争奪戦脱落か

　一方で、同国のライバルであるレアル・マドリードもポグバ獲得に強い興味を示すクラブだ。しかし、今夏と1年後の冬の移籍市場での補強禁止処分がFIFAから下されている。レアルのフロレンティーノ・ペレス会長はポグバを獲得するために、この冬の移籍市場の間にユベントスに対してオファーを出す準備を進めているとしている。

　もっとも、ユベントス側のスタンスは明快で、「この冬にポグバは売らない」というもの。レアルにとってポグバ獲得に関して言えば、最悪なタイミングでの補強禁止処分になったようだ。

　ユベントスは欧州選手権の後には、オファーの金額次第でポグバの移籍を容認する方針であるとされ、相思相愛のバルセロナが獲得レースの先頭にいると見られている。果たして、ポグバは5度のバロンドール受賞を誇る男と競演することになるのだろうか。そして、トットナムからレアルに2013年に移籍したウェールズ代表FWギャレス・ベイルの118億円という記録を更新するのだろうか。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images