マジョルカ久保、自身の「理想的なポジション」を明言 「トップ下。でも今は…」
リーガ公式SNSのインタビューに登場し、「CL決勝やW杯でプレーしたい」と宣言
日本代表MF久保建英は、スペイン1部挑戦初年度にしてレギュラーの座をつかみつつある。マジョルカでは右サイド、シャドーで起用されているが、18歳のレフティーはリーガ・エスパニョーラ公式ツイッターのインタビューで「僕の理想的なポジションはトップ下」と語っている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
久保は2019年夏にレアル・マドリードへ電撃移籍し、その後同じ1部マジョルカへの期限付き移籍を決断。開幕直後はベンチスタート主体だったが、現地11月10日のリーガ第13節ビジャレアル戦(3-1)で初ゴールを決めるなどスタメンに定着し、連続先発試合を2020年初戦のリーガ第19節グラナダ戦(0-1)で「8」に伸ばした。
マジョルカでは4バックの右サイドハーフをベースに、直近のグラナダ戦では3バックのシャドーで起用されたが、久保の中での“理想のポジション”とは少々異なるという。久保はリーガ公式ツイッターのインタビューに対し、流暢なスペイン語で自身の思いを言葉にした。
「僕の理想的なポジションはトップ下。でも、今は多くのチームがそのポジションを置いていない。だから、監督が言うポジションに適応していく。例えば今、僕はサイドで快適にやっている。僕の特徴は相手ライン間でボールを受け、そこからドリブルをするというもの。弱点ではないが、点を取ることについてはシュートの時に落ち着かなければならない。だけど1点決めているから落ち着いていられるだろう」
マジョルカは19試合で18得点(33失点)と攻撃に苦しみ、降格圏の18位に低迷している。久保としても、まずはチームを残留させることが第一のミッションだと考えているという。そして、インタビューではキャリアの大きな目標についても力強く語っている。
「まずは1部残留を決めるよう取り組む。できるだけ早くそうなればベターで、その後上位を見て行く。大事なのは自分のキャリアをどう終えるか。僕はこのようなリーグで若くしてデビューできる幸運があったわけで、できるだけ遠くまでたどり着くよう、引退する時に自分のキャリアで後悔がないようにしたい。できることなら重要な試合、チャンピオンズリーグ(CL)決勝やワールドカップ(W杯)でプレーしたい。それに何かそういったものを勝ち獲りたい」
18歳にして、世界最高峰のリーガ・エスパニョーラでレギュラーをつかみつつある久保だけに、CLやワールドカップでの栄光も夢ではないかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)