バロンドール受賞式でC・ロナウドとバルサの名手が一触即発の緊急事態に

「主役であろうとする性格が問題かもしれない」

 クラシコでの大敗後もレアル・マドリードの内での不協和音は解消せず、ラファエル・ベニテス監督が更迭された。そして、チームのレジェンドであるジネディーヌ・ジダン新監督を下部組織のレアル・マドリード・カスティージャの指揮官から昇格させ名門復活を図っていた矢先だったが、アウベスは新たな発言で追い打ちをかけていたという。「ネイマールがバロンドール投票でメッシの次に入っていないのは理解できない」という。バロンドールの投票でバルセロナの僚友ネイマールは3位に終わり、2位のロナウドよりも下の評価になった。

 アウベスはネイマールの方が、ロナウドよりも上と断言したことが、CR7のプライドを傷つけたようだ。晴れ舞台で、2人は対決したという。「ワールドイレブンの記念撮影を待つ間、ロナウドはアウベスを非難した。口論は次第にシリアスなトーンに変わっていった」とレポートされている。

 5度目のバロンドール受賞したバルセロナFWリオネル・メッシとロナウドは授賞式のスピーチでもお互いに対する敬意をにじませていたが、宿敵ならではのテンションは存在した様子だ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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