トップ10に見えるパワーバランス

　5位はトットナムのイングランド代表FWハリー・ケインで9130万ユーロ（約120億円）。6位は今季リバプールからマンチェスター・シティに移籍したイングランド代表FWラヒーム・スターリングで、評価額は8980万ユーロ（約117億円）。7位はアトレチコ・マドリードのフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンで評価額は8830万ユーロ（約115億円）となった。

　8位にバルセロナのウルグアイ代表FWルイス・スアレスがランクイン。「MSN」の誇る万能ストライカーは8630万ユーロ（約112億円）の評価額で、バルサの3トップは全員がトップ10入りを果たしている。

　9位はプレミアリーグの昨季得点王に輝いたマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロで、評価額は8210万ユーロ（約107億円）。10位はアーセナルのチリ代表FWアレクシス・サンチェスで評価額は8190万ユーロ（約106億円）となり、トップ10はリーガ・エスパニョーラ勢が5人、プレミアリーグ勢が5人と両国リーグが占拠。現在のフットボール界のパワーバランスを示した結果と言えるのかもしれない。

　一方、セリエAの最高評価額選手はユベントスのフランス代表MFポール・ポグバの12位。評価額は7730万ユーロ（約100億円）。ブンデスリーガのトップは15位に入ったバイエルンのドイツ代表MFトーマス・ミュラーで、7130万ユーロ（約93億円）となっている。