「ググる!」 クロップ監督、敵将モウリーニョの“現役ポジション”勘違いで会場爆笑

リバプールのユルゲン・クロップ監督(左)とトットナムのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】
リバプールのユルゲン・クロップ監督(左)とトットナムのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

トッテナム戦前の会見でモウリーニョ監督に言及したクロップ監督が笑いを誘う

 リバプールは11日のプレミアリーグ第22節トットナム戦で1-0と勝利して首位を独走している。その一方、試合前にユルゲン・クロップ監督が敵将ジョゼ・モウリーニョに言及し、現役時代のポジションを間違えて語り、「私は知りたい! ググる!(グーグルで調べる)」と冗談を言いながら会場の笑いを誘った。英紙「デイリーメール」が報じている。

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 日本代表MF南野拓実がベンチ入りしたリバプールがトットナム戦で強さを見せつけた。 前半37分、こぼれ球を拾ったMFジョーダン・ヘンダーソンがエジプト代表FWモハメド・サラーにボールを渡すと、エリア内で左へパス。巧みなフェイントでマークを振り切ったブラジル代表FWロベルト・フィルミーノがゴール右に突き刺した。

 これが決勝ゴールとなりリバプールが1-0と勝利。21試合を戦い(1試合未消化)20勝1分と無敗をキープし、首位を快走している。そんなリバプールを率いるクロップ監督が試合前に語ったコメントに注目が集まっている。

 試合前日の会見に登場したクロップ監督は、これまで何度も対戦してきたモウリーニョ監督について言及。記者とのやり取りのなかでモウリーニョ監督の現役時代のポジションについて話が及んだ時、クロップ監督は敵将のポジションを間違えて語ったことで話題を呼んでいる。

 ポルトガル人指揮官のポジションについてクロップ監督は「知らなくても私を責めないで」と宣言。「彼はGKだったと思う。チャリティーゲームでこれ以上歩けない場合には、ゴールの前に立ってプレーできる。私は知りたい! ググる(グーグルで調べる)! 我々には時間があるんだ」と語り、会場が笑いに包まれた。

 モウリーニョ監督の現役時代のポジションはMF。もっとも、モウリーニョ監督の現役期間は短く、記事内では「グーグルでも彼のポジションを記録するができなかった」と伝えている。モウリーニョ監督の父親が元ポルトガル代表GKだったこともあって、クロップ監督も勘違いしていたのかもしれない。

 ブンデスリーガで複数のクラブを渡り歩き、マインツで325試合に出場しているクロップ監督と比較すれば、実績を残せずに終わったモウリーニョ監督との現役時代のキャリアの差は歴然。現在は指揮官としてしのぎを削る2人だが、これからも火花を散らせそうだ。

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