「悔しいや残念という気持ちより…」 退任する國學院久我山監督、悲運の終幕に思い吐露

「幸せな1年で、このチームでできて良かったなと思います」

「こういう高校選手権のような舞台に来ると、個人で言えば持っているものを出し切れない選手もいるんだなと感じるんです。ただ、それでもチームとして補っていくという一体感がありました。そういう意味でも、高校サッカーは人が成長できる良い場所だと思うんです。終わってみて、悔しいや残念という気持ちよりも、幸せな1年で、このチームでできて良かったなと思います」

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 4大会前の第94回大会では準優勝した國學院久我山だが、清水監督は「今回のほうが手応えがあった面もありましたが、精神的なところで言えば94回大会の子たちのほうがタフだったかもしれません」と話す。だからこそ「今年のメンバーが2日連続、苦しいところをよく頑張ってくれたなと思うんです」と、開幕戦の8-0勝利で話題をさらい、2日連続で難しいゲームを戦い抜いた選手たちを労っていた。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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