南野拓実「リバプール初日の舞台裏」 笑顔、緊張…移籍決定の“独占映像”をクラブ公開
リバプールの正式加入が決定した南野、独占した密着映像をクラブ公式SNSで公開
リバプールは現地時間19日、オーストリア1部ザルツブルクの日本代表MF南野拓実と契約合意に達したことを正式発表した。クラブ公式フェイスブックは南野のリバプール移籍が実現に至るまでの舞台裏を“独占映像”として公開している。
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南野がリバプールを驚かせたのは、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第2節での対戦(3-4)だった。要塞アンフィールドで豪快なボレー弾を叩き込み、1ゴール1アシストの活躍。リターンマッチとなった第6節(0-2)でも、縦横無尽な走りで決定機を演出するなど、リバプール守備陣を苦しめていた。
このハイパフォーマンスを機に、英国内ではリバプールが契約解除設定額の725万ポンド(約10億4000万円)を支払って南野の獲得に乗り出すニュースが一斉に飛び交っていたが、ついにクラブ公式サイトで来年1月1日付けでの加入が正式発表された。
そんななか、クラブ公式フェイスブックは「南野がリバプールでの初日に密着した際の独占的な舞台裏」と文章を添え、リバプール移籍が実現に至るまでの動画を公開。荷物をまとめてホテルを出る映像から始まり、車内では加入に向けた質問に答えながら移動していた。
目的地に到着し、検診衣に着替えて検査に臨む姿も収められており、リバプールの赤いジャージを着た際は「赤色は好きだし、似合っているんじゃないかと思う」と笑顔で回答。その後は再び車でクラブハウスへの移動を始めたが、緊張の高まりが表情から見て取れた。
練習場のメルウッドに着くと、笑顔でクラブのエンブレムと写真撮影をした後、最終的なメディカルチェックを受診。移籍のニュースが取り沙汰された際に「友人からたくさん連絡が来たけど、『今は何も言えない』と答えるしかなかった」と苦笑いを浮かべながら振り返っていた。
その後、インタビューに応じ、雄叫びを上げるガッツポーズなどの撮影を行って、契約書にサインに臨む姿で映像は締め括られている。終始笑顔を浮かべていた南野だが、それだけリバプール移籍が念願の夢であったことが伝わってくるようだった。