“C・ロナウド2世”、「アイドル」との夢を明かす 「クラブでも一緒にプレーしたい」
将来が期待されるアトレティコFWフェリックス 「彼のプレーを見て僕は育った」
アトレティコ・マドリードのポルトガル代表FWジョアン・フェリックスは11月、ヨーロッパの21歳以下の最優秀選手に贈られる「ゴールデンボーイ賞」を受賞した。フェリックスは代表チームでの先輩でもあるユベントスFWクリスティアーノ・ロナウドとクラブでも一緒にプレーしてみたいと話している。英紙「デイリー・メール」が伝えた。
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「ゴールデンボーイ賞」はイタリア紙「トゥット・スポルト」が主催しているもので、昨年は当時アヤックスで活躍していたオランダ代表DFマタイス・デ・リフト(現ユベントス)が受賞。過去にはバルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ(2005年)やマンチェスター・シティのアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロ(2007年)、ドルトムントのドイツ代表MFマリオ・ゲッツェ(2011年)、パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペ(2017年)など錚々たる顔ぶれが受賞している。
今季はドルトムントのイングランド代表MFジェイドン・サンチョら有望選手がノミネートされていなかで、ロナウドの“後継者”として注目を集めるフェリックスが初受賞となった。今夏の移籍市場で最高額の移籍金1億2600万ユーロ(約151億円)でスペインへ渡った逸材が、若手ナンバーワンの称号を手にした。
フェリックスとロナウドの年の差は「15」と離れており、同じクラブでプレーできる可能性は高くない。しかし、フェリックスは衛星放送「スカイ・イタリア」のインタビューで、「未来のことは誰にも分からないが、クリスティアーノ・ロナウドとクラブでも一緒にプレーしてみたい。彼はこれまで、僕に非常に良くしてくれたし、褒めてくれて、親しくしてくれた。彼は僕のアイドルだ。彼のプレーを見て僕は育った」と、憧れのスーパースターと並んでシーズンを送るという“夢”を語っていた。
現地時間18日に行われたセリエA第17節サンプドリア戦(2-1)の前半45分に、驚異的なジャンプ力とボディバランスを生かしたヘディングシュートを決めて世界を驚かせたC・ロナウド。まだまだイタリアの地で輝きを放つが、フェリックスと同じクラブでプレーする日は来るのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)