本田圭佑はリバプール戦でスタメン落ちか 伊紙がベンチスタートと予想

 フィリッポ・インザーギ新監督にとってリバプールは現役時代にアテネで行われた2007年シーズンの欧州チャンピオンズリーグ決勝戦で2ゴールを決めた相性抜群の相手。「僕の一番美しい思い出」と話した指揮官は監督としてまた同じ感動を味わいたいとしている。
 ギネス杯初戦オリンピアコス戦では0-3負け、2戦目のマンチェスター・シティ戦では1-5惨敗と大敗続きのミランは、今大会初勝利に燃えている。ガゼッタ紙は4-3-3システムを予想しているが、マンC戦で先発した本田の名前は入っていない。これまでのギネス杯2試合で本田が起用された3トップの右にはニアンが先発すると予想されている。
 本田はピッツバーグでのミニキャンプ中に疲労蓄積から練習参加をトレーナーに止められて別メニュー調整となっており、コンディション面を不安視されている。マンC戦でもパスを受けられず、あまりプレーに関与できなかった。さらに後半は運動量が激減し、試合後は「一気に足が止まった」と振り返った。途中出場が有力視される中、今後出場機会を手にするためにもリバプール戦で大きなインパクトを残したいところだ。

【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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