ダンディーU初陣で痛恨ミスの川島 地元紙が「パンチング失敗」と酷評

新天地デビュー戦で自らのミスによって同点弾を献上

 ダンディー・ユナイテッドの日本代表GK川島永嗣は、2日に行われた敵地ダンディー戦で新天地デビューを果たした。だが、痛恨のクリアミスで同点弾を献上し、1-2の敗戦の一因となった守護神は、地元メディアから「パンチングに失敗」と技術的ミスを酷評されている。

 昨季限りでスタンダール・リエージュを契約満了となった川島は、浪人生活を経て昨年11月にダンディーUと移籍で合意。だが、就労ビザの手続きに2ヵ月もかかり、試合勘が欠如した中での強行デビューとなっていた。

 そして新天地初戦で痛恨のミスが出た。1点リードで迎えた前半41分、右サイド寄りの地点から蹴り込まれた相手のFKに対し、飛び出してパンチングを試みた。だが、ボールを弾き返せずに相手FWケイン・ヘミングスの目の前に落としてしまった。この絶好の”アシストパス”に乗じたヘミングスは、左足で豪快な同点ボレー弾を叩き込んだ。

 この背信のパフォーマンスが、地元紙「クーリエ」で酷評されている。「川島がニッキー・ロウからのゴールへのFKを正確に対処することに失敗し、10ヤードの距離からヘミングスがルーズボールをゴールに突き刺した。デビューを果たした男はパンチングに失敗したのだ」と、守護神の技術的ミスと断罪されていた。

 

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