メッシとボールは夫婦以上の絆!? 6人翻弄の華麗な“反転ドリブル”にドイツ誌が感嘆

アルゼンチン代表FWメッシ【写真:AP】
アルゼンチン代表FWメッシ【写真:AP】

バランスを崩すも失わないボールコントロールを「コースターの上に横たわる」と表現

 アルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、現地時間18日に行われた国際親善試合ウルグアイ戦(2-2)で、相手FWエディンソン・カバーニら6人を翻弄する流麗なドリブルを披露し、海外メディアの注目を集めた。その反響はとどまることを知らず、ドイツ誌はメッシとボールの関係性を夫婦に例えて称えている。

 試合は前半34分、ウルグアイがFWルイス・スアレス→カバーニのホットラインで先制。後半お互いに1点ずつを取り、ウルグアイの1点リードで迎えた同アディショナルタイムにメッシがPKを決めてアルゼンチンが追いつき、南米のライバル対決は2-2のドロー決着となった。

 メッシはカバーニとの一触即発の口論が注目を浴びた一方で、本来のプレーでも観客を魅了した。

 前半22分、敵陣のピッチ中央で横パスを受けると、反転してMFマティアス・ベシーノとカバーニのマークを突破。MFルーカス・トレイラにぶつかられてバランスを崩すもボールを失わず、反転とFWセルヒオ・アグエロとのパス交換でトレイラとマルティン・カセレスを崩し、さらにゴール前で待ち構えるマーカー2人を引き付けて左サイドにパスを供給した。

 1人で計6人を相手にする離れ業も、もはやメッシにとっては朝飯前。ドイツスポーツ誌「11 Freunde」は、「コースターの上に横たわる」との表現で「メッシがウルグアイを翻弄」とレポート。夫婦を例に挙げ、メッシとボールの“固い絆”に注目している。

「アンジェリーナ・ジョリー/ブラッド・ピット、サラ・エンゲルス/ピエトロ・ロンバーディ、ヘレーネ・フィッシャー/フロリアン・シルベライセン。これらは、リオネル・メッシ/ボールと何が違う? 彼らはアルゼンチンのゲームマシンよりも簡単に離れ離れになれる」

 記事では、まるで“ボールは友達”と言わんばかりのメッシとボールの関係は、夫婦の絆を上回るものだと主張。そんな比喩が出るほど、メッシのテクニックが別次元という証明だろう。

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