グリーズマン、バルサでの心境吐露「難しいと分かっていた」 仏代表監督も問題点を指摘
デシャン監督は「問題はピッチ上でのポジション」と言及
今シーズン、アトレチコ・マドリードからバルセロナに加入したフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンだが、まだチームにフィットしているとは言い難い。それでも、ストライカーは難しい状況は想定していたという。スペイン紙「マルカ」が報じている。
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今夏、1億2000万ユーロ(約147億円)の移籍金でバルセロナへ加入したグリーズマンは、まだ自身がバルセロナのサッカーに適応している最中だと説明する。
「僕は多くのことを学んでいるよ。加入する前から、バルセロナ加入後は難しいことは分かっていたからね」と、フランス代表が2-1で勝利したモルドバ戦後に語った。
バルセロナにはアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、ウルグアイ代表FWルイス・スアレスがいるため、グリーズマンは左ウイングでプレーする機会が多い。「もう少し中央に近いところでプレーできればやりやすい。僕は長い期間、そこでプレーしていたし、今は適応しないといけないんだ」と説明している。
エルネスト・バルベルデ監督はグリーズマンを擁護するが、フランス代表のディディエ・デシャン監督も同じ考えを持っているようだ。「彼がバルセロナで過ごしている時間は、決して酷い物ではない。問題はピッチ上でのポジションだけだ。アトレチコでのポジションのほうが、やりやすかったのだろう」と、本来のポジションでプレーすれば力が発揮できるはずだと見ている。
今季リーグ戦で11試合に出場し、ここまで4得点を挙げているグリーズマン。徐々にチームにフィットし、移籍金に見合う活躍を見せられるだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)