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敗戦に激怒のファン暴徒化 前代未聞の破壊行為…ピッチ上で選手と揉み合い、看板は大炎上
インドネシア1部ペルセバヤの一部サポーター団体が試合後に暴徒化
インドネシア1部リーグで、衝撃の“事件”が発生した。サポートするチームの不甲斐ない出来に腹を立て、暴徒化したファンが怒り狂ってピッチに侵入。さらにはスタジアムの破壊にまで至る事態になっている。
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標的となってしまったのは、インドネシア1部で中位に位置するペルセバヤ。現地時間29日のリーグ第25節PSSスレマン戦は、常に先行される展開で2-3の敗戦を喫した。これでチームは3連敗、6戦未勝利と不振が続いており、業を煮やしたファンの不満が試合後に爆発してしまう。
インドネシアのテレビ局「MNC TV」公式ツイッターが公開した映像では、大量のファンがピッチや陸上トラック上を走り回り、コーナーフラッグは引き抜かれ、挙句の果てに選手との揉み合いも発生。発煙筒が投げ捨てられ、看板は掲出場所から引き抜かれてゴールネットとともに燃やされ、目を疑うような炎上状態となるなど、前代未聞の破壊行為に発展した。
米テレビ局「CNN」のインドネシア版によると、今回の事件は「ボネク」と呼ばれるペルセバヤのサポーターグループによって引き起こされた。ペルセバヤは今後、被害に遭ったゲロラ・ブン・トモ・スタジアムの使用を禁じられる可能性もあるという。
チームへの愛が、明らかに間違った形で表出してしまったペルセバヤでの破壊行為。クラブが補償を行うとも報じられているが、前代未聞の事件をどのように収束させるのだろうか。
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