バルセロナが抱える“5つの問題点” 支配力低下、闘将不在、打開策不足…現地紙指摘
順調な戦いぶりに見えるバルサの問題点にスペイン紙言及「あまりに多くの疑問がある」
順位表の上では順調に見えても、実際には多くの課題が浮き彫りになっているようだ。スペイン紙「マルカ」はリーガ・エスパニョーラとUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のグループステージでともに首位に立つバルセロナに関して、「あまりに多くの疑問がある」と指摘している。
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バルセロナは現地時間23日にCLでスラビア・プラハと敵地で対戦し、2-0で勝利を収めた。インテルとドルトムントも含めたグループFで2勝1分として首位に立っている。
リーガ・エスパニョーラでも前節首位に浮上するなど結果的には順調な戦いぶりに見えているが、同紙はCLの戦いにおいて内容的には問題点が多くあると言及している。まず「ノー・コントロール」と題して、主導権を握れていない試合が続いていることを挙げている。
「ドルトムントでも、ホームでのインテルでも、プラハでも起きた。バルセロナは彼らが望むような形で試合をコントロールしておらず、彼らの中盤はボールを支配していない」
このように近年のバルサが見せていたミッドフィールドでの支配力が陰を潜めているというが、さらには2つ目の問題として「フィジカル的に劣っている」との指摘もされている。チームの総走行距離ではインテル戦で10km、スラビア・プラハ戦では16kmも対戦相手に上回られていたという。
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