セスクが巨額年俸を得ながら造反する同僚を糾弾 「正しい態度を見せていない選手がいる」

16位に沈む王者チェルシー 司令塔がレスター戦後に声を上げる

 チェルシーのスペイン代表MFセスク・ファブレガスが、今季16位に低迷する昨季王者での責任の所在について「巨額年俸を手にしている選手にあり」と断言し、給料泥棒状態の同僚を厳しく批判している。英地元テレビ局「スカイ・スポーツ」で明らかにしたもの。

 首位レスターに1-2で敗れ、ジョゼ・モウリーニョ監督には再び解任危機が浮上するなど、批判の矢面に立たされている。降格圏まで勝ち点1差の16位に低迷する強豪で、昨季バルセロナから移籍してきたセスクは責任を感じている。

「我々全員が責任を負わなければいけない。自分がビッグプレイヤーで、ビッグプレイヤーのような給料を手にしているのなら、ビッグブレイヤーのように振る舞うべき」

 一流選手に相応しいプレーや振る舞いができていない人間がロッカールームにいると、セスクは厳しく批判している。

「不振のシーズンや出来の悪い試合をしてはいけないと、言っているわけではない。チームにはビッグな選手も、そうでもない選手もいるが、態度は同じであるべきだ。最高のプレーを見せなければいけない。チェルシーの選手全員が今、正しい態度を見せているようには見えない」

 

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