EURO予選ウクライナ戦で1-2敗戦も…1ゴールのC・ロナウドが大記録に到達

　ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドを擁するポルトガルは現地時間14日、欧州選手権（EURO）2020予選のグループリーグでウクライナと対戦。この試合でゴールを決めたクリスティアーノ・ロナウドは、史上6人目となるキャリア通算700ゴールを達成した。試合後、C・ロナウドは記録更新について問われ、「記録が僕を探しに来る」と独特の言い回しで喜びを露わにしている。イタリアメディア「フットボールイタリア」が報じた。

　ユベントスに所属する34歳のC・ロナウドは、EURO2020予選のウクライナ戦で先発出場。2点のビハインドを追う苦しい状況のなか、後半27分にチームがPKを獲得。これをC・ロナウドが沈めて1点を返した。ポルトガルは結果的に1-2と敗れたが、この試合の得点でC・ロナウドは史上6人目のキャリア通算700ゴールを達成した。

　試合後、C・ロナウドは記録達成について「誰でもこの数字に到達できるわけではない。僕がプレーヤーになるのを助けてくれた僕のチームメイト、同僚、監督に感謝している」と喜びの声を挙げ、「勝てなかったことに失望しているが、チームを誇りに思っている」と語った。

　クラブで811試合605ゴール、代表で162試合95ゴールという物凄い数字を残しているC・ロナウド。偉大な記録について「僕はいくつの記録を持っているか？　僕は知らない。僕はこの瞬間を楽しんでいるし、この印象的な記録に到達するのを助けてくれた人々に感謝しなければならない」と語り、自身の思いを明かしている。

「記録には自然に到達する。僕はそれらを探しに行かない。記録が僕を探しに来るんだ。執着する気持ちを取り除けば、自然に到達するんだ」

　年齢を重ねようが変わらずゴールを積み重ねるC・ロナウドは、今後どれだけのゴールを決め続けるのだろうか。