「8-0にできた」 吉田麻也、“大勝劇”に満足せず…「突き抜けてほしい」と語る選手は?

負傷離脱となった冨安にも先輩CBとしてアドバイス

 また格下の相手に対し、ポジティブな面が目立つ試合となったなか、最もネガティブな出来事となったのが、後半アディショナルタイムに負傷し、ベンチへ退いたDF冨安健洋(ボローニャ)だ。11日には冨安の離脱とDF室屋成(FC東京)の追加招集が発表されたが、吉田は冨安がこの経験から学ぶべきと語った。

「一番良くなかったのは冨安が怪我をしたこと。彼もいろいろとトライをしていると思う。僕も『斜めのボールを蹴れたら、もっと良くなると思う』とも言いましたし。太腿裏の張りが元々あったみたいですが、ああいう試合で交代枠を使い切った後に調整しながら戦い抜くのも、長いシーズンでは必要。“抜け”というわけではないけど、痛い勉強代になったと思います。これで学ぶのも悪くないと思う」と、将来性豊かな20歳のDFにアドバイスを送っていた。

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