香川は密集した敵陣を切り裂く「エキスパート」 米メディアが俊敏なプレーを大絶賛

香川に代わって先発したカストロは…

 この試合でチームトップの評価を受けたのは、ダメ押し弾をはじめDFとは思えない攻撃面での貢献を見せた主将のフンメルスと、アンカーのポジションから正確なパスを何本も供給したMFバイグルの2人で、最高の10点が与えられた。特にバイグルはこの試合で191回のボールタッチ数、パス成功率95.6%を記録し「エクセレント」と大絶賛された。

 そのほか、センターバックでフンメルスとコンビを組んだボランチが本職のMFベンダーは8点。MFギュンドアン、DFピスチェク、負傷により香川との交代でピッチを後にしたMFロイス、そしてPK失敗という失態を犯しながら、最終的には1得点1アシストと結果を残したFWオーバメヤンまでが、及第点と言える7点を付けられた。

「シンジ・カガワをベンチに追いやったが、不可欠な存在であることを印象付けられなかった」と評されたMFカストロと、左サイドバックのDFシュメルツァーは平均とも言える6点。GKビュルキがチームワーストの5点だった。

 ドルトムントは前半戦の本拠地ラストゲームを4得点の完勝で飾り、首位バイエルンとの勝ち点差5をキープしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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