「完璧」 直接FK弾炸裂のメッシ、フランス紙採点で史上初となる3度目の“満点評価”
セビージャ戦でゴールラッシュを締めくくる直接FK弾を叩き込み、今季初ゴールを記録
バルセロナは現地時間6日のリーガ・エスパニョーラ第8節セビージャ戦で4-0の完勝を収めた。ペナルティーエリア外から見事なFKを決めて勝利に貢献したアルゼンチン代表リオネル・メッシは、フランス紙「レキップ」の選手採点で史上初となる自身3度目の「10点」満点を記録。英メディア「スポーツ・バイブル」が「完璧」とその偉業を称賛している。
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メッシは3-0で迎えた後半33分、ペナルティーエリア手前からの直接FKでキッカーを担当。左足を振り抜いた一撃は立ちはだかったセビージャの壁4人の上を越え、そのままゴールへ。相手のチェコ代表GKトマーシュ・ヴァツリークも反応はしたが、逃げていくような軌道を弾き切れず、右手をかすめてネットインした。
メッシにとって、これがペナルティーエリア外からの通算100得点目。リーグ戦通算455試合で、420点目のゴールだった。そんな偉業を成し遂げたレフティーに対し、「レキップ」紙は10点満点をつけた。
レキップ紙で満点評価を記録したのはこれで12回目。2013年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)準決勝レアル・マドリード戦で4得点を奪ったバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキ、2018年のリーグ・アンでディジョン相手に4ゴールを奪ったパリ・サンジェルマンのブラジル代表FWネイマールらに続き、最近では今月1日に行われたCLグループステージ第2節トットナム戦で4ゴールを挙げて一躍ヒーローとなったドイツ代表MFセルジュ・ニャブリが「10点」満点だった。
過去に唯一、10点満点を複数回獲得しているのがメッシだ。2010年のCL準々決勝でアーセナル相手に4ゴール、2012年のCLラウンド16レバークーゼン戦でも5ゴールの大暴れをしており、今回初の“ハットトリック”を達成した。
最大のライバルと言われるポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(ユベントス)すら記録したことがない「レキップ」紙の10点満点。今季は怪我による離脱などで思うようにゴールを重ねられていないが、その実力は疑う余地もない。