欧州選手権の“死のグループ”に入ったイタリア 指揮官は最高レベルの警戒態勢

ベルギー、スウェーデン、アイルランドと同組

 来年の欧州選手権の組み合わせは12日、開催国フランスの首都パリで抽選会が行われ、決定した。前回大会で準優勝のイタリアは、その後の国際大会で成績が振るわなかったこともあり、今回は第2ポットに入りシード国との対戦となった。グループEでベルギー、スウェーデン、アイルランドとの対戦が決まり、アントニオ・コンテ監督が組分けの感想を述べている。イタリアのサッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」が報じている。

 コンテ監督は「ベルギーは優勝候補だ」と語り、大きな警戒心を隠さずに語った。

「彼らには、若くしてトッププレーヤーの仲間入りをした選手たちが多くいる。勢いがあるんだ。世界を見渡しても素晴らしいチームの一つだよ」

 現在FIFAランキングで1位の評価は、フロックではないと言葉にしている。そして、スウェーデンとアイルランドに関しても難敵がそろったとの印象を口にした。

「この2チームは、我々と同じくらいのレベルにある。スウェーデンに関しては、(ズラタン・)イブラヒモビッチの力強さは誰もが知るところだろう。そしてアイルランドは、勝利への強い意欲があり、インテンシティーの高いゲームをする情熱的なチームだ。とにかく、我々は注意深くなければいけないんだ」

 大会全体を見渡しても「死のグループ」の一つと呼ばれる組分けになったコンテ監督は、最後まで慎重な姿勢を崩さなかった。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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