マジョルカは「最高の体験」 バルサ&インテルのレジェンド、飛躍を遂げた地を回顧

エトー氏が古巣マジョルカへの思いを語った【写真:Getty Images】
エトー氏が古巣マジョルカへの思いを語った【写真:Getty Images】

CLバルサ対インテルを前に、エトー氏が古巣への思いを語る

 UEFAチャンピオンズリーグ(CL)は現地時間2日、グループステージ屈指の好カードとなるバルセロナ対インテルが行われる。そのなかで両クラブに在籍経験のあるレジェンドと言えば、先日引退を発表したばかりの元カメルーン代表FWサミュエル・エトー氏だ。

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 イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」のインタビューに応えたエトー氏は、古巣への変わらない愛情を伝えている。「有色人種はイタリアに行かないほうがいい。私は彼ら(人種差別する悪質なサポーター)の言葉は聞かなかった」とイタリアに残る根強い問題を懸念するエトー氏だが、両クラブへの思いは特別なようだ。

「バルセロナは私を通して、何百万人ものアフリカの子供たちに『夢は実現可能だ』と伝えるプラットフォームになってくれた。2つの違うチームでどちらもトレブル(国内リーグ、カップ戦、CLの三冠)を達成できた。インテルも同じく価値がある」と両古巣に対する愛情は同じであることを明言。今回の勝負については「50:50だね」と双方を立てる形でコメントしている。

 それと同時に触れているのは、自己最高のキャリアを築き上げたのはバルサとインテルのどちらだったのか、という質問だ。これにはエトーらしいユーモアある返しをしている。

「最高の体験はどこ、だって? いや、それはマジョルカだよ」

 エトーは当初レアル・マドリードの下部組織に所属していたものの、分厚い選手層もあってスペイン各クラブを転々としていた。転機となったのは2000年夏、マジョルカへの完全移籍だ。エトーの決定力と圧倒的なスピードを生かした戦術がハマり、2001-02シーズンにはスペイン国王杯優勝の立役者となっている。その活躍ぶりを買われてバルサへと移籍し、ワールドクラスへと“化けた”のは有名な話だ。

 現在は日本代表MF久保建英が所属しているマジョルカ。エトーにとって飛躍の場となった地は、今でも特別な場所のようだ。

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(FOOTBALL ZONE編集部)



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