「最高だぜ!」 ユベントスFWロナウド、ディバラとのロッカーでの“共鳴”に伊紙言及

ディバラ(左)のアシストから今季3点目をC・ロナウドが決めた【写真:Getty Images】
ディバラ(左)のアシストから今季3点目をC・ロナウドが決めた【写真:Getty Images】

SPAL戦でディバラのアシストから今季3点目 「ディバラ周辺の空気も変わった」

 イタリア王者ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドは、現地時間28日のセリエA第6節SPAL戦(2-0)でアルゼンチン代表FWパウロ・ディバラのアシストから今季3ゴール目をマーク。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、試合後のロッカールームでロナウドが「最高だぜ!」と声をかけたと報じている。

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 ユベントスは前半45分にボスニア・ヘルツェゴビナ代表MFミラレム・ピャニッチのゴールで先制。相手GKがファインセーブを連発するなか、後半にはパス交換で左サイドを抜け出したディバラから“ドンピシャ”のクロスがロナウドに届き、ヘディングシュートで追加点を挙げて2-0の勝利を収めた。

 ロナウドは定番の仁王立ちパフォーマンス後にディバラを指さして感謝の気持ちを伝えていたが、ガゼッタ・デロ・スポルト紙によると試合後のロッカールームでのロナウドは改めてディバラに「最高だぜ!」と声をかけ、コンビネーションの充実に喜びを示したという。

 また、記事では「マウリツィオ・サッリ監督の選択は、いかにロナウドを生かせるかに依存している部分が多い。この状況はディバラにとってポジティブであり、モチベーションも高めるもの。(プレシーズンからの)ディバラ周辺の空気も変わった」と報じている。

 ディバラは今夏の移籍市場でユベントスからの放出も噂された。国内のライバルであるインテル移籍はアンドレア・アニェッリ会長の方針で却下されたが、プレミアリーグの強豪トットナムとの交渉は際どいところまで進んだとされている。昨季のロナウド加入から居場所がなくなりつつあるという評判のディバラだったが、今季のゼロトップ気味の起用とロナウドへのアシストが、その状況を変えるものになり得るとされている。

 昨季からロナウドとディバラの共存問題はユベントスの前線に横たわった課題だったが、そこに解決のめどが立ちつつあることは、最大の目標であるUEFAチャンピオンズリーグの獲得に向けても大きな収穫となりそうだ。

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