「アクロバティックな一撃を披露」 ウエスカ岡崎、移籍後初ゴールをスペイン紙称賛

移籍後初ゴールをマークした岡崎【写真:SD Huesca】
移籍後初ゴールをマークした岡崎【写真:SD Huesca】

28日のジローナ戦で決勝点を沈め、現地紙の最高評価を獲得

 リーガ・エスパニョーラ2部第8節が現地時間28日に各地で行われ、ウエスカに所属する日本代表FW岡崎慎司はジローナ戦で移籍後初ゴールをマークし、1-0の勝利に大きく貢献した。この殊勲の働きぶりにスペイン紙「AS」も最高点の評価をつけている。

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 この試合、最前線でキックオフの笛を聞いた岡崎。3試合連続でスタメン出場となるなかで、ゴール前の危険なポジションにたびたび顔を出すプレーぶりを見せると、最大の見せ場が前半43分に巡ってくる。

 左サイドからのクロスをファーサイドのMFダビド・フェレイロが頭で折り返す。これに反応した岡崎が右足でトラップした瞬間、相手マーカーのチェックを受け、ゴールからも背を向けた状態だった。しかしここから身体をひねって右足ボレーを繰り出すと、シュートはゴール右隅へと突き刺さった。

 リーガの現地実況も「スペクタクルだ」と称えた一撃は、同紙もこのように称賛している。

「日本人のオカザキが決めた素晴らしいゴラッソ。アクロバットなシュートで日本人がこの決闘を決定づけた。フェレイロの落としを拾うや否や、ジローナのゴールを打ち破る、アクロバティックな一撃を披露したのだ」

 岡崎のストライカーとしての力を見せつける一撃に、同誌も満点となる3つ星評価を与えている。今季開幕前に移籍したマラガでクラブ側の不備によって契約解除となる不遇を味わったが、急遽加入したウエスカは8試合を終えて5勝3敗で上位につけている。好スタートを切ったチームのなかで、岡崎は欠かせない存在となりつつあるようだ。

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