鳥栖監督、選手猛抗議のジャッジに苦言 「こんなに納得されないジャッジがあるのか」

試合の行方を左右するシーンだった背景と、場内のハイライト映像の使い方にも問題

 両方のプレーのジャッジだけを見れば、決してミスだとは思えない。金崎の動きは豊田がパスを受けることに対して浦和の選手へ影響を与えたものではなかったし、金井のプレーもリプレー映像を見ればハッキリと手で相手を突き飛ばすような動きが確認された。

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 しかし、J1残留争いの懸かった15位と16位の対戦であり、いずれも同点ゴールという試合の行方を大きく左右するジャッジだっただけに、両チームもヒートアップした。また、鳥栖のゴールの場面では場内でのハイライト映像の使い方にも問題はあっただろう。

 ジャッジをいかに理解してもらって円滑に試合を進められるのかは、サッカー界の大きな課題だ。今後、優勝や残留といった大きなものが懸かった試合ではこうした場面が避けられなくなるが、なんらかの形でレフェリーが判定を説明しやすくすることも必要なのではないだろうか。

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