CL敗退のファン・ハール軍団を伝説の闘将が一喝! 「ロボットのよう」「スペシャルな選手は1人もいない」

テレビ番組でマンUのOBロイ・キーン氏が古巣を滅多斬り

 マンチェスター・ユナイテッドOBのロイ・キーン氏が、8日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)ヴォルフスブルク戦で2-3と敗れ、グループステージ敗退となったルイス・ファン・ハール監督の愛弟子を、「スペシャルな選手は1人もいない」「ロボット」と一刀両断。伝説の闘将は英国テレビ局「ITV」内の番組「チャンピオンズリーグ・ハイライツ」に出演。古巣に対して厳しい言葉を放った。

 ユナイテッド敗退の衝撃は、英国ではショッキングな話題として注目を集めている。現役時代はキャプテンマークを巻いてピッチ上の監督として君臨した闘将は、ユナイテッドの選手の質に問題があると指摘。大型補強を敢行したにもかかわらず、トップレベルのタレント不在の現状を嘆いた。

「マンチェスター・ユナイテッドにはグッドプレーヤーはたくさんいる。しかし、彼らがマンチェスター・ユナイテッドに相応しいとは思えない。クオリティーに欠けている。彼らは補強のために大量の資金を投じた。しかし、現在スペシャルな選手は1人もいない。マンチェスター・ユナイテッドにはいつの時代もクラブが輩出したスペシャルな選手が1人か2人はいた。個性がなく、リーダーも不在だ」

 ファン・ハール監督が信奉するスタイルがあまりに魅力に欠けると、サポーター、メディアからの風当たりが強まる中で、ロイ・キーン氏は「監督は多くの批判を受けている。だが、選手も同じようなものだ。(ヴォルフスブルク戦では)セットプレーから失点していた。戦術やシステムは抜きにして、個人の仕事だろう」とバッサリ。マネジメントの問題以前に選手が自分の役割を果たせていないと主張した。

 

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