「僕たちはバルサ」 元スペイン代表DFピケ、開幕ダッシュ失敗に言及「言い訳はしない」
多忙を極めたスペイン国外でのプレシーズンは「僕たちを助けてくれない」
バルセロナは現地時間24日、リーガ・エスパニョーラ第6節ビジャレアル戦で2-1の勝利を挙げた。ただ開幕から6試合を終えて、3勝1分2敗とスタートダッシュはならず。“昇格組”のグラナダに0-2と完敗を喫するなど苦戦を強いられているなか、元スペイン代表DFジェラール・ピケが多忙だった日本などで行われたプレシーズンについて「僕たちを助けてくれない」と語った。スペイン紙「マルカ」が報じている。
【PR】ABEMA de DAZN、明治安田J1リーグの試合を毎節2試合無料生中継!
バルセロナはビジャレアル戦でアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが初先発。開幕前から怪我に苦しんできたエース復活に期待が懸かったが、再び負傷により前半のみで交代するというアクシデントに見舞われた。リーグ3連覇に向けて波に乗り切れないなか、ピケは多忙を極めたプレシーズンについて「言い訳はしない」と前起きしながらも、自身の見解を語っている。
「プレシーズンは僕たちを助けてくれない。(日本やアメリカに)多くの遠征があったけど、僕たちはバルサ。言い訳はないよ。僕たちは勝つ必要がある。今日の結果はとても良かった」
バルセロナはシーズン前の今年7月、来日して「RakutenCUP」に出場。来日2日後にチェルシーと戦い、イベントなどもこなしながら、元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ擁するJリーグのヴィッセル神戸とも対戦した。日本ツアーを終えると、スペインでアーセナルと戦い、その後はアメリカ遠征で2試合を消化していた。
長距離移動などの影響を匂わせつつも、ビッグクラブの一員であるプライドを覗かせたピケ。バルセロナの底力が試されるシーズンとなりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1