「どうやって打った?」 ピクシー大興奮の“劇的ラボーナ弾”、再生500万回超と話題

広州富力のイスラエル代表FWエラン・ザハヴィ【写真:Getty Images】
広州富力のイスラエル代表FWエラン・ザハヴィ【写真:Getty Images】

広州富力FWザハヴィが天津天海戦で劇的決勝弾 海外メディア脱帽「クレイジー」

 中国1部・広州富力のイスラエル代表FWエラン・ザハヴィが“時の人”となっている。左足でシュートを打つと見せかけ、右足でのラボーナで決勝ゴールをマーク。「魔法を思いついた」と海外メディアで大きく取り上げられたが、得点シーンの動画は再生500万回を突破し、「どうやって打った?」と反響は拡大している。

 世界のメディアが注目する一撃が飛び出したのは、9月14日に行われた中国1部のリーグ第24節、広州富力対天津天海の一戦だった。

 試合は前半18分に敵地に乗り込んだ天津天海が先制するも、前半終了間際に“ピクシー”ことドラガン・ストイコビッチ監督率いる広州富力がザハヴィのゴールで同点に追いつく。その後は膠着状態が続き、1-1のまま迎えた後半45分に劇的展開が待ち受けていた。

 広州富力は素早いパス回しから右サイドの中国代表DFタン・ミャオが中央へクロス。これに反応したザハヴィは相手を背負いながらトラップし、反転して左足シュートの体勢に入った。しかし、足をクロスさせて、右足を軸足の後ろに通してミートする“ラボーナ”でシュート。見事な一撃がゴール左隅に吸い込まれ、広州富力が勝利を手にした。

 ストイコビッチ監督も興奮のあまり豪快なガッツポーズが飛び出すゴラッソは、米スポーツ専門局「ESPN」で動画が公開されて再生回数500万回を突破した。米サッカーメディア「THE 18」が「これまでに決勝ラボーナ弾を見たことがなければ、今がチャンス」と報じれば、衛星放送「ユーロスポーツ」は「どうやって打った?」と興味津々。衛星放送「スカイ・スポーツ」イタリア版も「クレイジーゴール」と驚きを持って伝えている。

 中国1部リーグ、そして欧州選手権予選でも得点ランキングトップを快走するザハヴィ。今冬の移籍市場に向けて、今後注目度が増すかもしれない。

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