マジョルカ久保、PK奪取の決定的瞬間&希少な咆哮ガッツポーズショットをクラブ投稿
同僚がPK失敗も…縦への突破でビルバオDFユーリのファウルを誘発
スペイン1部マジョルカの日本代表MF久保建英は、現地時間13日のリーガ・エスパニョーラ第4節アスレティック・ビルバオ戦(0-0)でリーグ戦2試合目の出場を果たし、絶妙なドリブルでPKを獲得するなど存在感を発揮した。クラブ公式インスタグラムは、久保が相手に足をかけられた決定的瞬間と、珍しく咆哮してガッツポーズするショットを公開している。
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久保は5日の国際親善試合パラグアイ戦(2-0)、10日のカタール・ワールドカップ(W杯)アジア2次予選ミャンマー戦(2-0)に臨んだ日本代表に選出。自身初のW杯予選となったミャンマー戦は後半36分から出場し、18歳98日でW杯予選最年少出場記録を39年ぶりに更新した。11日にチームに再合流したなか、ビルバオ戦はメンバー入りしてベンチスタートとなった。
出番が回ってきたのは、0-0で迎えた後半18分。右サイドハーフに入ると同35分に魅せる。ペナルティーエリア手前右でボールを受け、細かいタッチでドリブル突破。フェイントから縦に持ち出し、相手DFユーリ・ベルチチェのファウルを誘発してPKを獲得した。キッカーのスペイン人FWアブドン・プラツがPKを枠外に外し、決勝ゴールとはならなかったが、久保は中2日で迎えた試合でも疲労を感じさせないプレーを見せた。
マジョルカ公式インスタグラムは15日、「ペナルティ」とひと言添えて2枚の写真を投稿。1枚目では久保の縦の突破に対して遅れを取ったDFユーリが出した足がかかっている決定的シーン、そして2枚目は飄々とプレーする久保がPKを奪取して珍しく咆哮しながらガッツポーズを決める迫力溢れるショットとなっている。
スペイン紙「ムンド・デポルティーボ」が「マジョルカに革命を起こした」と報じるなど、ビルバオ戦のプレーで注目度が増している久保。22日のリーグ第5節ヘタフェ戦では待望の初ゴールが生まれるだろうか。