ルーニー負傷離脱でマンUに暗雲 CLベスト16進出を懸けた大一番も欠場へ

ファン・ハール監督が明言 全治は未定

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーが、5日のウェストハム戦と、8日に行われるUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節のヴォルフスブルク戦を、足首の故障で欠場することが明らかになった。衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。

 ルイス・ファン・ハール監督は記者会見で、主将の離脱を明らかにした。

「ウェインは厄介な怪我を負ってしまった。プレーを続ければどんどん悪くなる。彼の足首を強化するために練習をさせなければいけない。それが重要だ」

 前節のレスター戦で痛めたルーニーの足首は、想定していた以上に状態が良くなかった。

 「もちろん、医師がウェインの全治について決めることになるが、リハビリでは頑張っている」と語ったファン・ハール監督は、CLのヴォルフスブルク戦の欠場について「そう思う」と断言。「足首の状態が十分ではない。足首の力を回復させなければいけない。多くのトレーニングが必要だ」とし、主将が決勝トーナメント進出を決める大一番を回避することになった。

 DFマルコス・ロホ、ルーク・ショー、MFアンデル・エレーラ、アントニオ・バレンシアと、赤い悪魔には離脱者が続いている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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