国王杯で規定違反のレアル 指揮官は「何も知らなかった」と失格処分回避に躍起

昨季同様のミスを犯したオサスナは失格に

 後半開始直後に慌ててチェリシェフを下げ、ベニテス監督はコバチェビッチを投入し、意図的な違反ではなかったことを表明したという。昨季、同様に出場資格のない選手を起用したオサスナは、失格処分を下されていた前例がある。強大な影響力を誇る”白い巨人”は、スペインサッカー連盟、レンタル先のビジャレアルから連絡がなかったとはいえ、ペナルティを免れることは難しいかもしれない。

 国王杯の規定違反に関する質問に答えようとしなかった指揮官だが、先月のバルセロナとのエル・クラシコで0-4と大敗を喫し、解任危機も浮上したばかり。苦悩が続いている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

 

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