公式YouTubeでプロジェクト本格始動　潜水に4回挑戦し、60mの好記録をマーク

　元日本代表MF本田圭佑は、7月10日に自身の公式YouTubeチャンネルを立ち上げ、「挑戦してほしい企画」を募ってきた。新シーズンの新天地が決まっていないこともあり、その後プロジェクトはストップしていたが、8月30日に約1カ月半ぶりに動画を投稿。「Kskチャレンジ」がスタートし、初回は潜水に挑戦する模様を披露している。

　昨季オーストラリア1部のメルボルン・ビクトリーでプレーした本田は、リーグ戦18試合7得点の成績を残すも、1年で退団。オフはJ2東京ヴェルディや古巣のオランダ1部VVVフェンロの練習に参加しながら調整を続けてきたが、欧州移籍マーケットの閉幕が近づくなかでまだ2019-20シーズンの所属クラブが決まっていない。

　並みの選手であれば焦りも募る状況だが、そこは我が道を貫き、数々の修羅場をくぐり抜けてきた本田。8月30日には、今夏に立ち上げた公式YouTubeチャンネルでのプロジェクトがついに始動した。

「Kskチャレンジスタート！　第一弾を見逃すな」

　そう説明が加えられた動画では、本田が潜水に挑戦。冒頭で室内プールの片道12mを自身の歩幅を使って正確に測ろうとする真剣ぶりに始まり、チャレンジ開始。1回目はターンのキックが上手く決まらず16.5mに終わるも、続く2回目は2往復して48mと記録を伸ばす。そして、スイミングショーツを履き替えて“本気モード”に入ると、24mだった3回目を経て、4回目は2往復半の60mをマークして見せた。

　動画内で紹介された“日本人記録”の150mには及ばなかったが、本田の並外れた適応力に、「普通に60m潜水ってすごいな」「これこそ我らがケイスケホンダ」「何事にも真剣な姿がやっぱりカッコいい」などとファンからも声が上がった。

　ピッチ上でプレーする姿を見たいのはもちろんのこと、次なるYouTube投稿ではどんなチャレンジで見る者を楽しませてくれるのだろうか。