先発総入れ替えで低調だったミラン 指揮官は本田らの「試合勘のなさ」に苦言

サブ組で臨んだイタリア杯 ミハイロビッチ監督は内容に不満示す

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、1日のイタリア杯4回戦でセリエBのクロトーネを相手に延長戦の末に3-1で勝利。ラウンド16へと駒を進めた。シニシャ・ミハイロビッチ監督はイタリア国営放送「ライ・スポルト」のインタビューに応じ、苦戦を振り返っている。

「延長戦にまで持ち込まれるとは考えていなかった。クロトーネは良いチームだし、簡単ではないと思っていたが……」

 ミハイロビッチ監督はそう話した。その上で、リーグ戦から全選手を入れ替えてターンオーバーを実施したこのゲームでの、本田を含めた普段はベンチメンバーの選手たちについて語っている。

「我々はミランであり、彼らもまたミランの選手たちだ。誰もが良いトレーニングを積んで、チャンスを得ようとしている。彼らはゲームを欲していたが、簡単ではなかったことを理解しなければ。多くの選手たちに試合勘のなさを感じ取った。もちろんそれは、私の責任なのだが」

 普段から多くのゲームを積んでいないことで、試合勘が欠如していたと指揮官の目には映っていたようだ。本田も含めた攻撃陣は連動性が乏しく、一部の選手は自分のドリブルとシュートにしか興味がないようなプレーを繰り返した。

 

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