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「最も奇妙なオウンゴール」 ヘディングが味方の顔面直撃…アンラッキーな一撃に反響
LAギャラクシー、1点リードの終盤に痛恨オウンゴールで2-2のドロー決着
サッカーはゴールを奪い合うスポーツであり、守備陣はゴールを割らせないために全力を尽くす。ただ、時にはその勢いが空回りして、悪い結果を引き起こすこともある。その象徴と言えるようなオウンゴールが、アメリカMLS(メジャーリーグサッカー)で生まれた。不運に見舞われたのは、元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチも所属するロサンゼルス・ギャラクシーだ。
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現地時間17日、LAギャラクシーはシアトル・サウンダーズとのウェスタン・カンファレンス上位対決にホームで臨んだ。試合は開始6分で退場者を出す厳しい展開となり、前半42分に先制されたものの、同45分にイブラヒモビッチがヘディングを叩き込んで同点。さらに、後半20分にもイブラヒモビッチがPKを決めて逆転に成功した。
このまま1点のリードを守り切るかと思われた後半37分に、悲劇が待っていた。なんとしても追い付きたいシアトルはディフェンスラインとGKの裏にロングボールを供給。ラインを高く保っていたLAギャラクシーはGKデイビッド・ビンガムが飛び出し、ペナルティーエリア外での処理を試みた。
ビンガムは相手より先にボールに到達し、ヘディング。しかし、ボールは不運にも相手FWと並走していたDFイェルゲン・シェルヴィクの顔面にヒットしてしまう。ピンボールのように軌道の変わったボールはそのままゴールへと一直線。土壇場で“事故”のような同点弾を献上してしまった。
米スポーツ専門局「ESPN」公式ツイッターは「LAギャラクシーは考え得る限り最も奇妙なオウンゴールを記録」と称して動画を投稿。返信欄には「GKのプレーが酷すぎる」「ズラタンから話があるらしいぞ」「最もアンラッキーだ」「GKが愚かだった」と様々な反響が寄せられていた。
ウェスタン・カンファレンスでは同都市のライバルであるロサンゼルスFCが首位を快走するなか、痛いドローとなったLAギャラクシー。悪夢のようなオウンゴールで勝利を逃すという、悔やんでも悔やみ切れない一戦となった。
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